石巻市震災遺構門脇小学校
東日本大震災の津波により火災が発生した石巻市南浜・門脇地区。地域の子どもたちが通っていた門脇小学校は炎に包まれました。小学校は津波火災の痕跡を残す唯一の震災遺構であり、避難を考えるとき垂直避難だけでは難しい一面があることを伝えています。
また、展示館では写真、映像、被災物、生活の様子が残された応急仮設住宅などの多様で豊富な展示資料から、石巻市の被災状況や復興の様子、震災からの教訓などを学ぶことができます。
また、各種ガイド・防災体験プログラムなども行われております。
駐車場から受付へ
車いす優先駐車場は3台分用意されています。
受付へはスロープを使っての移動となります。
上で折り返しになります。
もう一つのスロープを上ります。
入口は2重の自動ドアで広さも十分です。
総合案内
総合案内エリアではチケットの購入の他、図書閲覧コーナー、自由に休憩できるフリースペースがあります。
こちらの機械でチケットの購入となりますが、今回は障害者手帳の提示で減免(無料)となりましたので利用はしていません。
総合案内も車いすの高さに対応しています。
AEDも設置されています。
貸し出し用車いすは2台用意されています。
奥に見えるのが図書閲覧コーナーです。
授乳室
見学コースについて
震災遺構門脇小学校は大きく2つに分かれています。一つは火災被害に遭った本校舎、もう一つは様々な展示が行われている展示館(かつての特別教室)です。2つの校舎は3階でつながっており、見学の順路は入口から火災被害の遭った本校舎を見学した後に3階で特別教室側に移動して映像上映や展示を見て受付に戻る流れとなります。
エレベーターについて
館内には本校舎側、展示館側それぞれに1基ずつエレベーターが設置されています。
本校舎と展示館は高さの差がありますので。見学は本校舎エレベーターで出入口の(1階)からいったん下(M1階)に降りてから(M2階)(M3階)と本校舎を見学して(M3階)から(3階)に登り、展示館エリアに移動します。その後は展示館エリアのエレベーターで展示館の2階、1階へと見学しながら降りていく流れとなります。
本校舎エレベーター
入口幅は80cm かご内は 幅140p奥行145p 定員11名です。
M2階以外は通り抜けタイプとなっています。
展示館エレベーター
入口幅は90p かご内は 幅160p奥行155p 定員15名です。
震災遺構本校舎
こちらが見学コース入口になります。
旧屋内運動場の展示を見学してから本校舎に向かいます。
本校舎エレベーターへ
エレベーターで1階からM1階へ降ります。
M1階
M1階は津波と火災両方の被害がありました。
M2階
M3階
津波が襲来した海の方向を確認することができます。
展示館(特別教室)
展示館では石巻南浜地区の様子・震災の被害や防災への取り組みなど私たちに向けたメッセージが映像や展示で紹介されています。それぞれの展示から改めて防災について考えるきっかけの場となっています。
展示館3階
本校舎M3階から展示館3階へは本校舎のエレベーターで向かいます。
記憶を紡ぐ
体験者の言葉が心を打ちます。
門脇小学校の思い出
門脇小学校の震災被害(映像上映)
2階
教壇を使った避難
石巻市の被害状況
石巻平野と巨大津波(プロジェクションマッピング)
展示館(屋内運動場)
展示館エレベーターで1階に降りて旧屋内運動場に向かいます。
館内には実際に設置された仮設住宅が展示され、中に入ることもできます。
仮設住宅へはスロープで移動します。
被災車両の展示
多目的トイレ
多目的トイレは総合案内・展示館の1階にそれぞれ1カ所設置されています。
総合案内トイレ
オストメイトに対応しています。
ベビーキープ、おむつ交換台を広げた状態です。
展示館(特別教室)1階